HOME > 導入事例 > caseC「製造業」

導入事例-caseA「製造業」

検査室のシステム化を図る
お客様 株式会社日新化成
業種 製造業
事業内容 熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂の成形加工
経緯 工程管理の一部としてまずは検査室のシステム化を図りたい。

システム化以前の作業工程

  1. 製造指示書と検査物を席に持っていき、顕微鏡を覗き込みながら検査をする
  2. 開始時間を製造指示書に記入
  3. 不良が出た場合は、手動のカウンターを押しカウントする
  4. 検査が終了すると、終了時間、良品数、不良品数などを記入
  5. その後梱包になるが、梱包する数は決まっているので端数が出た場合はその分を梱包し次へ回す
  6. 梱包されたものに「LOTNO」などを手書きしたラベルを貼付
  7. それを箱詰めし、その箱にもラベルを添付し出荷
  8. 箱へのラベルは、EXCELに入力し、シールラベルに印刷したものを貼付

 

問題点

  1. 手書きのため間違えが多い
  2. 不良数の集計が出来ない
  3. 進捗状況がわからない
  4. 端数の管理が面倒

 

システム化に伴う工夫点

  1. タブレットPCを使用 検査するスペースも少ないため、なるべく目線が動かない位置に設置。
  2. タッチパネル 検査をしながらの操作になるのでマウスやキーボード操作はしないように。
  3. バーコード 担当者、製造指示Noをバーコード化し、入力を省略化。
  4. 注意事項メッセージの表示

 

 

システム化以後の作業工程

  1. 目標入力
    当日の目標を入力します。
  2. 製造指示書入力
    製造内容を入力します。
  3. 製造指示書発行
    製造指示書を発行します。バーコードを印字しそれを元に工程を進めます。
  4. 検査入力
    (1)製造指示書のバーコードをスキャン。 (2)指示内容が画面に表示。 (3)開始ボタンで作業を開始。 (4)不良が出た場合、対象の不良のボタンを押す。 (5)検査が終了したら終了ボタンを押す。
  5. パック用ラベル出力
    Lot単位のパックに貼るラベルを出力。
  6. 出荷台帳
    出荷予定のリストを出力。
  7. 現品票ラベル出力
    出荷用の箱に貼るラベルを出力。
  8. 進捗捗問合せ
    目標に対しての進捗状況を表示。32インチのモニターを部屋に設置し管理者、訪問者に見えるようにした。

 

ページ先頭へ